会社で怒られまくって辛い。そんなときに読んでみてください。

会社で怒られまくって辛い。そんなときに読んでみてください。

昨晩、僕の運営する社会人サークルの中で一番若い仲間(Kさん)から相談を受けた。

「コミュニケーションって難しい。
どうしたら良くなりますか?」


話を聞いてみると、Kさんは社長と直接やり取りすることが多いらしい。
プログラミングの仕事の進捗報告や改善提案がないことに対して怒られてしまうという。
毎日怒られてしまうことで、怖気づいてしまい、より話せなくなるパターン。
しかも、残業も増えているという。月に200時間ほど残業しているというのだから、大変だ。
いくら若いとはいっても、体力的に限界が来る。すると、精神的にも限界が来てしまう。
Kさんはいずれ辛さに押しつぶされてしまう。
よく相談に来てくれた、と思った。

これはおそらく、会社内の仕組みの問題だ。
これはよくある話なのだ。
会社の仕組みに問題があるにもかかわらず、社員のコミュニケーションのスキル不足に全ての罪を着せてしまうパターン。
Kさんの落ち度も確かにある。
進捗報告はやった方が良いと思う。
これに関してはKさん本人も怖がりながらも取り組み始めているらしい。
しかし、「改善の提案をなぜできないのだ!」と言われても、難しい。
経験はこれからするところなのだから、最適な提案できなくても仕方ないと思う。

いくら小さな会社だからと言っても、社会人2年目のプログラミングをこれから現場で覚えていくという若者に、最適な提案を求めるのは無理がある。
恐怖で提案を引き出そうとしても、無理なのだ。
しかし、何度も怒られるので、「改善提案ができない」イコール「コミュニケーション力不足」とKさんはいつしか考えるようになってしまった。

では、まず社長がやるべきは何だろうか?
4人の会社であれば、社長がプロジェクトマネージャーの役割、
つまり進捗管理をしっかり行い、間に合わなさそうであれば自らプログラミングを手伝い必ず期日に間に合わせるべきなのだ。
いや、それしかないのだ。

一方で、当のKさんは、今後どのような行動に出れば良いだろうか?
まず、転職を考えるべきであると僕は考える。
求められている能力と、自ら有する能力とにギャップが有りすぎる場合は、他を当たったほうが良い。
これは逃げではない。
現にKさんは何とか社長の意向を汲み取ろうとしてきたのだ。
しかし、企業と社員はマッチング、相性だ。
次の職場が見つかるまでは、一生懸命に明るく元気に過ごす。
演じれば良い。
どうせ数週間、数ヶ月の辛抱だ。


そのように割り切ろう。
もし、社長のことが大好きでこの人としか絶対に仕事をしたくないという場合は別だ。
提案できることは変わってくる。
例えば、毎日職場の掃除をするとか、社長に感謝を伝え続けるとかして、
「こいつは可愛いやつだ」と思っていただけるように全精力を注ぐ。
しかし、そうでないなら、そこまでやる必要はない。

結論、課題設定が大事であるということだ。
コミュニケーション力が向上すれば怒られないのか?
それとも、企業の仕組みの問題なのか?

じっくり考えてみてほしい。

鈴木啓介